天地明察(冲方丁[うぶかたとう])
毛利です。
1年以上前かな…図書館で予約して、先週ようやく順番が回ってきて読了(予約時は22人待ちだったと記憶)。
なるだけ小説を読まないようにしたけど、面白いらしいから読めたら読もう、ということで図書館の順番待ち。
その2週間前ぐらいに「文庫本が出たのでそれを先に貸し出せます」なんて電話が図書館から来たり。親切すぎw
(次の番だと分かってたので断った)
感想としては、(今更だけど)話題になるだけあるな〜という感じで、読む前の先入観からすると意外にさくさく読める。話も面白い。
読みやすいのは、恐らくキャラの設定があまり堅くなくて、どちらかというとマンガや(読んだこと無いけど)ライトノベルって感じだからと思う。読んでて「るろうに剣心」とか思い出した。
※アニメの仕事もしてるらしい →Wikipedia
そういえばテレビで直木賞の選考待ちやってたなと思いだした。
「マルドゥック・スクランブル」の冲方丁、直木賞待ちのパーティーを開く
直木賞の選評って初めて見た。選評者によって評価ってえらい違いなんだな…。
「歴史物って苦手」という人にも入門書的にどうですかと薦めたい小説。ヒカルの碁を知ってたら「本因坊」なんて出てきて興味そそられるかも。ちなみに2箇所ぐらい泣けた。
次は「光圀伝」予約しとくか。
今日時点で予約人数は14人(15人目)。1年以内には回ってくるかな。いじょ。