いつかXenを勉強しないとなと思ってたらVMware vSphere Hypervisorってのがあるのかと感心した件
毛利です。
単なるメモ的エントリー。
今のプロジェクトはある製品をカスタマイズして企業にリリースする、という感じなので、リリース後は企業毎に保守用の環境が必要。
それが1,2件ぐらいならいいけど、それ以上になると企業毎にサーバ買ったりレンタルしたりってのは大変。(購入/レンタルコスト、サーバの配置場所)
保守用の環境といっても動作確認が出来ればいいレベルなので(商用環境と同程度のスペックは必要ないので)、仮想環境でやりましょうということに。
VMware vSphere Hypervisor (VMware ESXi)
で、XenとかVMware Serverとか(何となく概念が分かるぐらいであまり触ったことがない)って話になるのかなと思ったら、こんなのがあると。
VMware vSphere Hypervisor (VMware ESXi) 無償のハイパーバイザー
Xenって使ってるって話あまり聞かないなーとか、VMware ServerってホストOSが要るだろうからなんか勿体無いなと思ってたんだけど、これはいいなと思った。
ESXはホストOSを必要とせず、直接ハードウエアにインストールして動作させる完全なるハイパーバイザです。
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もちろん、今回無償化されたESXiも同じです。
これが無償で使えるのかぁ。なんかすごいなと。ハード買わなくていいよね。
使用イメージとしては、
- VMware vSphere Hypervisor(ESXi)を「ゲストOSを入れたいサーバ」にインストールして
- 操作は「vSphere Client」をクライアントPCにインストールして、クライアント PC から ESXi サーバにログインして操作
みたいな感じ。
STDMAN: VMware vSphere Clientで新規仮想マシンの作成
重そうだな、と思いきや、職場のマシン(別のプロジェクトで既に業務で使ってた)は結構サクサク動いてた。サーバは PC サーバ みたいなマシンらしかったけど。
VMware vCenter Converter
更に感心したのが「P2V」。Phisical to Virtual、物理マシンを仮想マシンに変換だって。
仮想マシンを日常的に使ってる人には常識的なんだろうけどこれまたすげーなと。
VMware vCenter Converter、物理マシンから仮想マシンへの変換
これも無償らしい。
何でもかんでもは出来ないと思うけど、職場で使ってる Linux サーバは大丈夫じゃないかな。
明日から来週にかけて職場でいじってみる予定。面白そう。
ちなみに仮想化は節電効果も。
それにしてもハード売ってるところは「仮想マシン使われたら売上落ちてたまらん!」とかならんのかな…。
いじょ。